6/1~6/7 は「水道週間」です。

2024.05.29

水道週間とは

各自治体や協力団体などが水道の現状や課題を情報発信し、今後の水道事業の取り組みについて住民の皆さまにご理解ご協力いただくことを目的に毎年実施され、今年で66回目を迎えます。

「たいせつに みずはみんなの たからもの」 (令和6年度スローガン)

暮らしに欠かすことのできない「水道」について改めて考えてみましょう。

福岡都市圏の水事情

春日市、那珂川市をはじめとする福岡都市圏には大きな河川が少なく、使用する水の約3分の1は筑後川の水です。筑後川に感謝し、水を大切に使いましょう。

春日那珂川水道企業団の現状

【給水人口】
令和6年3月現在で、約15万1千人です。
他の水道事業体と同様に若干の減少傾向で、この傾向は続くとみています。

【水源】
湖沼水、河川水、地下水、福岡地区水道企業団からの受水があります。
多様な水源がある反面、大きな水源がなく、天候等の影響を受けやすい不安定な水源といえます。

【水道施設】
春日市内に原町浄水場、那珂川市内に東隈浄水場と埋金浄水場があります。その他に配水池やポンプ施設があります。

【配水量】
年間約1,340万立方メートル、1日平均で約36,000立方メートルです。
1人1日平均使用水量は、約243リットルとなっています。

【配水管】
総延長約477kmです。 約20%にあたる92kmは布設から40年以上が経過しています。

【財政】
令和4年度における料金収入は約23億3千万円、費用は約24億9千万円で、営業収支としてはマイナスですが、その他の収入によりトータルでは約3億円の黒字となっています。

【課題】
水源の安定化、施設の耐震化、配水管の更新などです。
課題解決には多額の費用がかかる見込みです。

将来計画

将来にわたって安全・安心で良質な水を安定的に供給していくために進むべき将来像と、それを実現していく方策を示すことを目的に令和3年4月に「春日那珂川水道企業団水道事業ビジョン2021」を策定しました。計画期間は令和14年までの12年間で、前期・中期・後期に分けて進捗管理を行っています。

 ・春日那珂川水道企業団水道事業ビジョン2021

こんなときは

引越・名義変更のお手続きは

企業団料金課(092-571-7002)にご連絡ください。
引越のお手続きは、Webでも可能です。
 ・webでのお手続きはこちら

漏水したときは

公道上での漏水は、企業団施設課(092-571-7003)にご連絡ください。
宅地での漏水は、指定給水装置工事事業者へ修理を依頼してください。
  ・詳しくはこちら

凍結したときは

気温の上昇を待つかドライヤーの温風をかけたり、タオルなどをかぶせ、ぬるま湯をかけたりして水道管を温め、解凍しましょう。
 ・詳しくはこちら

貯水槽水道の適正管理のお願い

マンションなど有効水量が10㎥以上の貯水槽を備える施設の設置者は、清掃や定期的な点検・検査を受けるよう義務づけられています。
  ・詳しくはこちら

災害への取組み

管路・施設の耐震化

頻発する巨大地震に備えて、管路・施設の耐震化を進めています。今年度からは埋金浄水場の耐震補強事業が着工しました。今後も計画的に耐震化を進めていきます。
また、水道管の新設及び更新時には、継手部分が伸縮し、離脱を防止する耐震管を採用しています。
 ・詳しくはこちら

災害応援協定

大規模災害時において、企業団のみの対応では、迅速かつ十分な応急給水や応急復旧活動が行えない場合があります。そのため、他の水道事業体や民間団体等と災害時における各種応援協定を締結しています。 また、大規模災害発生時には、日本水道協会を通じて、相互応援を実施します。

安全でおいしい水道水への取組み

水質検査

毎年度水質検査計画を策定し、定期的に水質検査を行うことで水質管理に万全を期しています。
 ・詳しくはこちら

浄水方法

東隈浄水場では、カビ臭などの異臭味対策として「粉末活性炭+膜ろ過」方式を採用しています。従来の急速ろ過方式と比較して、より安全でおいしい水ができるよう新しい技術も積極的に取り入れています。
 ・東隈浄水場施設案内(一般用)

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